4コマ漫画 統合失調症との付き合い方 当事者100人の経験

岡本クリニック・メンタルケア室のグループ療法で出し合ったみんなの知恵が4コマ漫画になりました。 自分でできる対処の工夫やいろいろな思い。同じ病気をもつ仲間に届くといいなと皆で願っています。 ~「カテゴリー」を一つずつクリックして読むと分かりやすいです~

いやがられている

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「いやがられている」のミーティングに参加していた皆さんからのメッセージです。

 

「大丈夫だった。勘違いだった。と分かったときのことをたくさんメモしたノートを作りました。
他の人の体験談も一緒に書き、調子の悪いときは見返します。以前より大分楽になりました。」

「私は就労支援センターに通っていますが、誰かが休んだとき(長期)、私が何か悪いことを言って来れなくなったんだかな?ってひそかに思うことがあります。
けれどひどいときは担当の方やスタッフの方々などに話して心の整理をします。
意外とちがうのかなっていうものが多いです。自分と何か悪いことでくっつくっていうことが多くて、よく聞いたり見たりすると、意外になんともないですよ。」

「私も容体が悪いときは「いやがられている」と考えることがあったし、今もときどきあるけれど、他のことで忙しくなると自然と忘れていった。そういう考えを抱いたときは、そのことに集中せず、いろんなこと(散歩する、音楽に浸る、料理するなど)をやって考える余地をなくすとよいかも。

あと、実際の喫茶店で働いて思うが、ある人を店内の人全員が意識することはあり得ない。みんな自分のお腹が空いていて、自分の喉がかわいていて、自分が喋りたいから店に来る。出ていくときも、自分の都合。「アイツが来たから」とか思う人はいない。だから安心してほしい。」





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飲み会でしゃべれない

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「飲み会でしゃべれない」のミーティングに参加していた皆さんからのメッセージです。

 

「まずは皆の話を聞きながら、とにかく相槌をうつ。そうしているうちに疑問点や共通の話題が分かってくる。そしたらその疑問点などをぶつけていってみる。「それやけどさ、なんで~なん?」「ところで~やん?」など。最初はタイミングが上手くいかなかったり、声が小さかったりして必ず失敗する。失敗したりしても回りがフォローしてくれたりする。失敗を恐れず、考えながら(タイミングを)話すと、少し成功する。そうするとだんだんタイミングや話が分かってくる。(ただし、これには場数と時間を要する。そして失敗すると多少の精神的ダメージを食らう。だが繰り返していくと、楽しくなってくる。)」

「ぼくもこれらのイベントや飲み会が苦手です。でもここで、皆さんの話を聞いてると、そんなムリヤリ話したり盛り上げたりせな!と思わなくていいんだと気づかされました。自分は自分で、その場にありのままのすがたでいようと思いました。かたひじはらず生きていきましょう!」

「やっぱり知らない初めての人だと緊張します。その場に出れるだけで本当にすごいことだと思います。」

「ここで話したことが自分の生活で今、生きています。とてもありがたいです。」

「話せなくても、聞くだけでもいいのなら、飲みに行けるハードルが下がっていいと思った。」

「話し合ってみて、自分だけではなく周りの人も意外に感じている人が多い悩みなんだということが分かって勇気が出ました。聞くのも大事な役割だというアドバイスが参考になりました。」




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